The Mountain Under Blog TOP  >  特撮 >  成田亨 美術/特撮/怪獣 ウルトラマン創造の原点

成田亨 美術/特撮/怪獣 ウルトラマン創造の原点

写真 2014-08-30 12 54 45

成田亨 美術/特撮/怪獣 ウルトラマン創造の原点

昨日は富山県立近代美術館で開かれていた成田亨展を見に富山に行ってきました。
行けるものなら行ってみたい!と思ってはいたのですが
富山は少々遠い・・・

しかし、先んじて会に行っていた友人からとても素晴らしかったという話を聞き
後悔が無いように行っておくか!と出かけてきた次第です。

写真 2014-08-30 14 41 47

展示内容はウルトラシリーズのデザイン画や成田さんの個人作品・・・
まず、展示内容がとても充実していて物量に圧倒されました。
予想以上に作品数が多い。ネットなどで「もう一度行きたい」と言っておられる方が居ましたが
確かにこの量は一回で見切るには多すぎるくらいでした。

僕は彫刻の心得が無いので、主に特撮作品のデザインを中心に焼き付けるつもりで見て回ったのですが
既に各種資料で何度も見たデザイン画の本物が展示されているかと思うとそれだけで大興奮!

デザイン画を越えた、それだけで作品とも成りえる力を持った作品群。素晴らしかったです。

写真 2014-08-31 21 31 45

実は展示作品は全てではありませんが、amazonでも買えるこの超豪華画集に収録されています。
成田亨作品集
実際の展示にはこの画集に収録されていない物もいくつもありました。

記憶に残る限りで印象的だったものを挙げますと・・・

●「宇宙快速船」宇宙線のデザイン画
そういえば東映の作品にも成田さんが参加されていたことを思い出しました。
後のウルトラメカ、MJに繋がるデザインが興味深かったです。

●「南海の怒り」に登場予定だった怪魚のデザイン画
大ダコ、スダールは実は怪魚だったかも知れなかった!?
初見のデザイン画だったので衝撃的でした。アウターリミッツの怪魚を髣髴とされるクリーチャーチックなデザインでした。

●ピーターデザイン画の初期稿に明らかにモスラ幼虫の改造を前提としたものがあった事
様々な事情から没になったのでしょう。初見だったので衝撃でした!

●ザラブ星人の知的な佇まい
バルタン星人を始め、いくつもの宇宙人のデザイン画がありましたが、
デザイン画からは出来上がった着ぐるみ以上に知的なイメージが感じられるシャープなデザインのザラブが描かれており
一番グッときた宇宙人のデザイン画でした。

●アントラー初期稿
初期の初期のものだったのでしょう。かなり生っぽくカブトムシとゾウムシの腹を合わせたようなアントラーが描かれており。
資料本などで目にした完成デザインに行きつくまでには様々な試行錯誤があったのだなと
初めて実感しました。
これまでは完成形だけを目にしていたので、発想から一気に完成へとたどり着いた・・・かのように錯覚していたのですが
完成形にたどり着くまでに、成田さんも試行錯誤を重ねていたんだという事が
形として見る事が出来て感嘆。

●グビラ初期稿
上記アントラーと同じく、カジキマグロ?に四足を付けてデコレーションしたようなグビラが描かれており
とても衝撃でしたし、それをモディファイしていった結果出来上がったグビラの実にすばらしい事!
凡人の僕は只々感嘆でしたが、後で画集を見たらあまり上手くいっていない旨の成田さんのコメントが・・・おおぅ

●ウルトラセブンデザイン画
これは割とよく目にするものもあったのですが、全てのカラーリングが完成形とは赤と銀の配色が反転していたのが興味深かったです。
どういった経緯で完成形に至ったのか、はたまた展示されていたデザイン画が仮の色だったのか興味は尽きません。
ただ赤と銀が反転したセブンは中々かっこよく、何かで再現したいなと思いました。

●突撃ヒューマン関連
ヒューマンのデザインなんてなんて貴重な・・・
ウルトラマン以上に作品然としたヒューマンのデザインとマスクに心惹かれます。
またレッドキングの進化系とも見えたジャイロックの意外なかっこよさに魅せられました。

●バンキッド関連
デザイン画を超越してもはや芸術作品にまで到達していました・・・
凄すぎて何が良いとも言えませんが、全ての作から感じられる貴賓と言うかかっこよさに痺れます。
バンキッド、数年前にCSで見て、はっきり言って全然面白くなかった感想ですが
怪人目当てにもう一度見たいなと思ってしまいました。

●ウルトラマンの墓
なかなかショッキングな作品でした。
ウルトラマンに対しての様々な思いがあったんだろうなと言う想像。
後のウルトラマンはそれはそれで好きな一ファンとしては少し複雑な気持ちでした。

●その他作品群
僕には芸術の心得が無いので、凄いとか好きとか嫌いとかという単純な言葉でしか表現できません。
しかし作品の持つ、見る物に伝わってくる力というものが確かに感じられたなと。
終始圧倒です。

上記に挙げた作品は殆どが作品集に収録されいていますが、
展示にしか無かったものも多いのが悩ましい所。

興味がある方は是非、何かの機会で干渉できます事を。
展示終了間際・・・という事でもう一度いく事が出来ないのがとても残念ですが
無理してでも行く価値があったなという展示でした。
また新しい切り口でウルトラマンや特撮を見る事が出来るなと思います。

当然の様に展示会の図録である作品集を購入してきたので
(美術館で買うともらえるヒューマンサインがもらえました!)
しばし成田亨デザインを堪能したいと思います。


そうそう、富山へはトンボ返りで行ったのですが
折角なので、富山県立近代美術館と同じ敷地にある富山市科学博物館も見てきました。
けっこう展示内容がしっかりしていて、富山の自然環境など見ている内に
富山での登山も良いかもなぁなんて新しい楽しみも見つけられました。

展示で知り合いと同じ名前のトンボを見つけたのがハイライト。

写真 2014-08-30 16 25 17

写真 2014-08-30 16 32 05

最後にミュージアムショップでオリジナルTシャツを買って〆
写真 2014-08-31 21 40 53

スポンサーサイト
[ 2014年08月31日 22:51 ] カテゴリ:特撮 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

イベント参加情報
Twitter
ブログランキング